ローイング(ボート競技)アスリートの冨田千愛選手は、当社脳波計ブレインプロを使ったバイオフィードバックトレーニングを取り入れています。
冨田選手にバイオフィードバックトレーニングについて聞いてみました。
ローイング 冨田千愛 選手
「トレーニングといえばバーベルを担いだり、ボートを漕いだり「フィジカル」なものが主体でしたが、レースでは「メンタル」がその力を発揮するために大事なポイントであることに気付き、メンタルトレーニングを始めました。」
「思い返してみると、結果が良かったレースではかなり高いレベルで集中力がキープされた、いわゆる”ゾーン”に入っている状態になっており、逆に良い結果が出なかったレースでは、集中力が欠如した状態になっていたと感じます。」
バイオフィードバックトレーニング中
「バイオフィードバックトレーニング中は自分の感覚と数値を照らし合わせることを行い、感覚が良い状態の数値を覚えていく作業を行っています。これにより、脳がリラックスして集中力が高まる「アルファ波」状態がわかるので、それを積み上げることで「ゾーン」に入りやすくなれることはとてもいいと思います。」
冨田千愛 選手
公益社団法人日本ローイング協会
強化選手
<成績> | |
2023年 | 全日本ローイング選手権大会優勝 (女子シングルスカル) |
2021年 | 東京オリンピック10位 (軽量級ダブルスカル) |
2019年 | 世界選手権2位 (軽量級シングルスカル) |
2016年 | リオオリンピック12位 (軽量級ダブルスカル) アジア・オセアニア大陸予選優勝 (軽量級ダブルスカル) |
など数々の成績を収める。 |