2023年3月、築地本願寺の本堂および礼拝堂にて、お経を聴きながら脳波を測定するとアルファ波が増加していることがわかりました。
築地本願寺の本堂では、毎日大勢の方がお経を聴きに来られます。中にはウトウトしている光景も珍しくありません。
そこで500人を対象に「お経を聴いて眠くなったことはあるか？」のアンケートをとったところ、60％の方が「眠くなったことがある」と回答がありました。
※築地本願寺のプレスリリースより抜粋
これを踏まえ、お経と睡眠の関連性について、予防医学を研究されている亀井勉先生に検証していただきました。
被験者の30〜50代の男女4名に、お経を聴く前と最中の脳波を測定。脳波測定には当社の脳波測定器ブレインプロ FM-939が使用されました。 その変化を検証すると、各被験者のアルファ波の優勢率に於いて大きな増加が見られました。
※優勢率とは：単位時間あたりの脳波値が他の脳波より大きい場合を優勢とした経過時間の割合
医学博士 亀井 勉 氏
＜監修者・亀井勉医学博士からのコメント＞
古代から続く宗教儀式には人を癒す効果があることが注目されています。それを科学的に証明するためには、生体情報の測定、なかでも脳波を測定することが有効な手段です。
アルファ波が増強している状態では心身ともにリラックス状態になり、ストレスケアや免疫力の向上、良質な睡眠の促進など様々な健康促進効果が期待されます。 このような実験結果からも、昔から伝わる日本人の叡智である、お経を生活に取り入れることは、現代人にとっても有効なリラクセーション手法になると言えます。
これらの検証結果はドキュメンタリー動画としてYoutubeで公開されています。
さらに「お経」×「築地本願寺の風景」をミックスさせた『OTERA de chill』と題したヒーリング動画も公開。
どちらも築地本願寺YouTubeチャンネルからご覧いただけます。
築地本願寺 Youtubeチャンネルはこちら
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