バイオフィードバック・トレーニングとは

私達の身体は環境の変化に適応するために、さまざまな生理的な変化をします。例えば「寒くなれば、体温を上げたり」「危機に直面すれば、血圧を下げたり」です。 ところが、現代の複雑化した社会ではこのような生理的な変化が、過剰に起きたり、不適切に発生してしまう場合があります。「人前で上がってしまう。」「大事な場面になると緊張して実力が出せない。」などがその例です。そこで、このような生理状態の変化を自分の意思で制御するための手法がバイオフィードバック・トレーニングです。

バイオフィードバック・トレーニングでは、日頃認識することが困難な生理状態の変化を、測定機器を使用してモニターすることにより自己制御します。このトレーニングを継続するうちに、苦手とする環境においても、よりコンディションの良い生理・心理状態を、自分の意思で形成することができるようになります。(もちろん測定機器が無くてもです。)

バイオフィードバック・トレーニングはメンタルトレーニング、セルフマネージメント、スポーツ、能力開発、医療、健康増進、免疫力の向上などで利用され、高齢化、ストレス化の進む現在、ますます注目されています。

関連研究資料ページ
例1)あがり症編

いわゆるあがり症の人は、人前に出ると緊張してしまいます。この時の脳波を測定するとベータ波(緊張)になっています。そこで、バイオフィードバック・トレーニングで自分の脳波をアルファ波(リラックス)にセルフコントロールする練習をしていると、人前に出て緊張してしまうシチュエーションであってもリラックスすることができ、本来の自分を表現することができるのです。

あがり症

「人がたくさんいる・・・」
ドキドキと緊張

あがり症

「どうしよう」
β波優勢
心拍数上昇

あがり症

「あ〜、う〜」
パニック状態

バイオフィードバックトレーニングを行うと

自己制御が可能に!

あがり症

平常心を保てる

あがり症

満足の行く結果に

例2)スポーツ選手編

昔のスポーツの現場では、気合を入れて(ベータ波)で競技に挑むことを求められましたが、近年はリラックスして楽しむぐらい(アルファ波)の方が実力を発揮できるという考えが主流になってきています。 バイオフィードバック・トレーニングで自分の脳波をアルファ波にセルフコントロールする練習をしていると、大きな大会でもベストな精神状態で挑むことができ、最高のパフォーマンスをすることができます。

スポーツ選手編

※私達が自分の持っている能力を最も発揮できる状態の脳波。得意なこと好きなことをやっている時にはα2波が多く出現すると言われています。

例3)睡眠編

眠れない人の脳波を測定すると、布団に入って目を閉じても、β波(緊張)が強く出てしまいα波(リラックス)やθ波(まどろみ)などの低い周波数の脳波に移行できない場合があります。バイオフィードバックトレーニングによって睡眠状態の脳波へ近づけるトレーニングができます。

睡眠編
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